柔整・鍼灸について ~思いつき~

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時々、唐突に夜中に色々と思いつくことがあるので、メモ代わりに記載します。

あくまで個人の意見・・・というか思いつきですので、あしからず。。。

 

【柔道整復・鍼灸の資格について】

・柔道整復は、特定の起こった事(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)に対して、応急的処置および施術をすることができる資格

鍼灸は、「はり・きゅう」という手段に限り、ヒトに対して合法的に侵襲させる(傷をつける)ことができる資格

 

鍼灸の施術について】

鍼灸は、侵害刺激により、ヒトの感覚・脳に変化を起こす術

 認識を変え、行動を変容させることができれば、その目的は達成

 そのための、一手段であるにすぎない。所詮は、鍼と灸である

 時々に劇的な変化を及ぼすが、過度に期待してはいけない

刺鍼や施灸によって身体の組織を破壊して、再生を促すもの

 その際、一時的に身体は消耗する(いわゆる返し)


・理論は、そのヒトの行動を変容させるための経験値の集合・編纂であり、かつ合理的に事を進めるためのガイドライン

 東西でその成り立ちや根拠、方針が異なるもの。見立ての違い


・施術とは、その人の悩みに対して、解決するための方針や手段となるもの

 マクロ的にはガイドラインがあるが、ミクロ的に、その個人個人によって処方は異なる。まずは、「こういう時はこう」と一つ一つあてがってみて、変化を観察する

 

・極端な話、効果や行動の変容があれば、プラセボでもかまわない。ただし、ウソはだめだ


鍼灸には本治・標治があって、元を辿れば一つに行き着く(本治)かもしれないが、そこに至るためのベールを一枚ずつ剥がしていく必要(標治)があ

 いきなり「これが原因で」というのは、なかなか難しいし、原因が一つでしかないことは、あまり無い

 返して言えば、「これだけで治る」ということも無い。それぞれ、その時々で最適な方法がある

鍼灸であれ、整体であれ、器質的に変化したものを元に戻す事は不可能(外科手術になる)
 機能的に変化したものは、一時的に修正をかける事ができるであろうが、定着させるためには、当人の行動の変容が不可欠

・根拠は大切だが、あまり難しくしすぎないこと
 難しすぎる時は、簡単にするために根元に帰る必要がある

 

 

運動・からだ図解 経絡・ツボの基本

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: マイナビ
  • 発売日: 2014/10/23
  • メディア: 単行本