登録販売者の試験対策 ③(終)
3.とにかく過去問を解き続ける
ある程度全体の内容が掌握できたら、後は過去問を解きまくるだけです。
トライ&エラーを繰り返し、ひたすらインプットしていきます。
過去に受けた、柔整・鍼灸の国家試験の時もそうしたのですが、大事なのは「やりこむ」ことです。
とにかく過去問をやり込んで、自分の知識を広く厚くしていきます。
この手の試験は、「範囲全体を広く薄く問う」てくるので、試験範囲はテキスト丸々一冊分になります。
また、択一式の問題なので、数ある選択肢から正しいものを選んで回答するわけですが、この時「二つまでは絞れるけど、どちらが正解か迷う」ケースが非常に多くなります。
過去問をやり込むことで、この「迷う」状態を一つずつ潰していきます。
その迷いが少なくなればなるほど、おのずと正解率・点数は上がっていきます。
「過去問を解く → 回答を確認する → 間違っていたら、その場で調べる」
これの繰り返しです。こなした問題数が多ければ多いほど、自分の中でパターン化させることができます。また、それに乗じて問題を解くスピードも上がっていきます。
もし、最初から問題につまづいてしまった場合は、正答と解説を先に見てしまってもいいと思います。とにかく、即座に正しい解答に導けるように、自分の頭の中を整理していくことが大事です。
資格試験は「選抜するための試験」ではなく、「合格点に達しているかを見るための試験」なので、決して満点を目指す必要はありません。
ただ、満点は必要ありませんが、及第点(7割)のレベルにはいなければならないので、試験本番までには、その域に到達する必要があります。そのためにやり込みます。
テキスト一つだけでも解答するための十分な知識は得られるのですが、さらに知識を増強したい場合は、ネット上のまとめサイトなども活用できると思います。
私はこちらのサイトを参考にさせていただきました。
特に漢方や生薬などのまとめは、とても試験の助けになりました。
サイトの持ち主それぞれのやり方があるので、それらを巡ってみるのも、いいかもしれませんね。
これまでの内容を整理すると、やるべき事は単純に登録販売者の内容に「慣れる」ことと、過去問を「やり込む」ことだけです。特別な方法はありません。
「やるか?やらないか?」ただ、それだけです。
それまでの過程として、テキストを読んだり、まとめを作ったりと、自分の勉強しやすい環境を整えていくうちに、登録販売者の試験内容が徐々に理解できるようになっていくと思います。
試験を受けようと思った瞬間から、ゴールの日(その年の試験日)は決定します。
それまでの時間をどう使って目標を達成するか?
それは試験を受ける各々の気持ちの強さ次第だと思います。
(おわり)