登録販売者の試験を受けました

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当院もコロナの影響で、患者さんの出入りが少なくなり、4月の緊急事態宣言の発表からさらに売り上げが落ち込み「ウチもとうとう潰れるか?」と焦り始めていました。

 

仮に潰れたところで、当地にはなかなか柔道整復師鍼灸師の求人は無く、なれば他の仕事を探すしかないと考えたおり、考えついたのが「登録販売者」でした。

 

柔整や鍼灸のカリキュラムには薬科の科目は無いため、以前から薬の知識も学ばなければと考えてはいましたが、普段の業務の傍らに進めるのは難しく、半ば忘れかけていたところで、この状況となったため「いっそこの機会に初めてみるか」と決意。

 

とりあえずテキストと問題集を各一冊ずつ買いこみ、開いてみたところ、まあ、さすがにチンプンカンプンで(笑)

今の仕事と共通しているところは、解剖生理の基礎知識くらい?あとは真っ新からのスタートという感じでした。

幸い、テキストと問題集が優秀だったことと、過去に柔整・鍼灸と国家試験を2度経験したこともあって、試験勉強の要領をどんどん思い出し、試験2か月くらい前までは「今回は経験値が積めればいいか」くらいのレベルから、1ヵ月前には「これはギリギリなんとかなりそうかな?」というところまで、自身を高めることができました。

 

試験の前日に、県の過去問を発見してしまうなど、直前で思わぬ誤算が生じましたが(そこまで探していなかった)、試験日までには、なんとか自分の中での及第点まで仕上げることができました・・・。ただし、3章を除いては(汗)

 

登録販売者の試験は、大きく5章からなっていて・・・

1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識

2章 人体の働きと医薬品

3章 主な医薬品とその作用

4章 薬事関係法規・制度

5章 医薬品の適正使用・安全対策

 

の5つで、そのうち1、2、4、5章は、まあ、なんとかなりそうだったのですが、登録販売者試験の中でもメインである「3章」が、これがまた・・・。

 

 『覚えることが多すぎ問題』

 

3章は、要は「薬(成分)の名前とその効果」を覚える事なんですが、その数が多くて多くて・・・。
おそらく、普段から一般医薬品に関わっている方なら普通の事なんでしょうが、これは専門外の者からみると、いやぁ、ひと苦労ですわ。。。

なにせカタカナが、まあ記憶に残らない残らない(笑)

さっきやったはずの事が、次の瞬間には忘れて出てこない。

 

国家試験もそうなんですが、この手の試験のコツというか、要領のひとつに

「数をこなして習慣化させる」というものがありまして。

今回は、スタートが遅かったせいで、とにかく積み上げが足りない

もうできる範囲でやって、できなかったら仕方がない。という見切り発車状態で試験となりました。

 

実は、今日はその試験の解答が発表される日で、久しぶりドキドキしながら自己採点をしたのですが・・・・。

結果は、また来月ということで。

どうなったのかは、その時にお知らせしたいと思います。