10周年!

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2021年6月14日をもって、当院はめでたく10周年を迎えることができました!

これもひとえに、これまでにご来院いただいた皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

 

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(こちらは開業前2011年の写真。テナントもすでに古めかしかった)

 

開業当初の2011年。東日本大震災の影響がまだ色濃く残る6月。

導入するはずの機材が東北の方へ吸い取られ、開業日ギリギリで間に合ったのも、今となっては良い思い出です。

 

当時来ていた中学生は、今では大学生となり、高校生たちはすでに結婚して子供がいる子もいます。

10年とは、それくらいの変化が起こる時間なんだなぁと、とても感慨深い気持ちです。

 

昨年の緊急事態宣言の影響で、経営が危うかった時期もありましたが(汗)、なんとか持ち直して、現在まで続けることができています。

 

施術の業界に入ってからは、およそ20年ほどになりますが、業界は大きく変化しました。

これからどんな世界になるかは想像がつきませんが、十数年、あるいは数十年先も続けていけるよう、自身の健康に留意し、時代の潮流に合わせながら、柔軟に変化しつつ、その時々で最適な施術を提供できるよう、努めて参ります。

 

今後とも、「鍼灸整骨院 福留」をどうぞよろしくお願いいたします。

 

「ぶら下がり健康器」導入してみました

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昔の家にはだいたいあって、かつ、だいたい物干し竿がわりになってしまっていたもの・・・。

そう。それは「ぶら下がり健康器」

 

ウチの患者さん方と、「なかなか身近にぶら下がれるところって無いよね~」と、たびたび話題になることがありまして、この際、思い切って導入するはこびとなりました。

 

価格的には、そんなに高価なものではなく、心配していたスペースの問題も部屋を整理したら、上手い具合にハマってくれたのですが・・・やはり少しデカイかな。

 

仕様では体重100Kgくらいまではぶら下がり可能らしいのですが、床面は固定していないので、安全上100Kg未満の方に限らせていただきます。

「最近、ぶら下がっていないな~」という方は是非。

(そんなにしょっちゅうぶら下がっている人もいないと思うけど)

 

 

 

 

 

 

JATIの更新を行いました

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JATI(日本トレーニング指導者協会)の資格を取得してから、もう5年が経ちました。早いですね。

ということで、今回は資格の更新をいたしました。

 

JATIについては下記から

jati.jp

 

当院では、施術と併せて、必要な方、ご希望される方にトレーニングの相談・指導も行っております。

基本的な項目が中心となりますが、意外とトレーニングに関しては、知らない or 間違って認識している方が多々見受けられます。

 

レーニングの仕方は、それこそ色々と種類があって、それぞれの目的によって手法や頻度、負荷などが変わってきますが、誤った方法で行うと、ケガにつながることもありますので、確認の意味でご相談いただくのも、よろしいかと思います。

 

私の知る範囲で、精いっぱいお答えいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

登録販売者の試験対策 ③(終)

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3.とにかく過去問を解き続ける

ある程度全体の内容が掌握できたら、後は過去問を解きまくるだけです。

トライ&エラーを繰り返し、ひたすらインプットしていきます。

 

過去に受けた、柔整・鍼灸の国家試験の時もそうしたのですが、大事なのは「やりこむ」ことです。

とにかく過去問をやり込んで、自分の知識を広く厚くしていきます。

 

この手の試験は、「範囲全体を広く薄く問う」てくるので、試験範囲はテキスト丸々一冊分になります。

また、択一式の問題なので、数ある選択肢から正しいものを選んで回答するわけですが、この時「二つまでは絞れるけど、どちらが正解か迷う」ケースが非常に多くなります。

過去問をやり込むことで、この「迷う」状態を一つずつ潰していきます。

その迷いが少なくなればなるほど、おのずと正解率・点数は上がっていきます。

 

「過去問を解く → 回答を確認する → 間違っていたら、その場で調べる」

これの繰り返しです。こなした問題数が多ければ多いほど、自分の中でパターン化させることができます。また、それに乗じて問題を解くスピードも上がっていきます。

もし、最初から問題につまづいてしまった場合は、正答と解説を先に見てしまってもいいと思います。とにかく、即座に正しい解答に導けるように、自分の頭の中を整理していくことが大事です。

 

資格試験は「選抜するための試験」ではなく、「合格点に達しているかを見るための試験」なので、決して満点を目指す必要はありません。

ただ、満点は必要ありませんが、及第点(7割)のレベルにはいなければならないので、試験本番までには、その域に到達する必要があります。そのためにやり込みます。

 

テキスト一つだけでも解答するための十分な知識は得られるのですが、さらに知識を増強したい場合は、ネット上のまとめサイトなども活用できると思います。

私はこちらのサイトを参考にさせていただきました。

 

medicamemo.com

特に漢方や生薬などのまとめは、とても試験の助けになりました。

サイトの持ち主それぞれのやり方があるので、それらを巡ってみるのも、いいかもしれませんね。

 

これまでの内容を整理すると、やるべき事は単純に登録販売者の内容に「慣れる」ことと、過去問を「やり込む」ことだけです。特別な方法はありません。

 

「やるか?やらないか?」ただ、それだけです。

 

それまでの過程として、テキストを読んだり、まとめを作ったりと、自分の勉強しやすい環境を整えていくうちに、登録販売者の試験内容が徐々に理解できるようになっていくと思います。

 

試験を受けようと思った瞬間から、ゴールの日(その年の試験日)は決定します。

それまでの時間をどう使って目標を達成するか?

それは試験を受ける各々の気持ちの強さ次第だと思います。

 

(おわり)

 

第5版 登録販売者 合格教本

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  • 作者:本間 克明
  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

登録販売者の試験対策 ②

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2.とにかく慣れる

試験を受ける前提が各々で異なるので、一概には言えないのですが、登録販売者というものに「とにかく慣れる」ことが肝要かと考えます。

薬局やドラッグストアで働いていれば、普段からその環境にいるので、とても有利ですね。(普通そういうものか)

 

私は自分の院があるので、そういうわけにはいかず、テキストのみでの独習しました。

ただ、過去に解剖学・生理学の教育を受けているので、2章「人体の働きと医薬品」に関しては、少し有利だったかなと感じています。

逆に、これまで全く医療系の事柄に関与してこなかった場合は、ちょっと真剣に取り組まないと、しんどいんじゃないかなぁと思います。

 

試験を受けた感想ですが、さすがに県が実施する試験だけあって、しっかりした内容の問題だなと感じました。(令和2年度の合格率は約35%)

 

柔道整復師鍼灸師共に、薬学に関しての教育は無いので、私の場合、3章・5章はやはり苦戦しました。

薬の成分と作用を覚えるまでに、とても時間がかかり、試験を受けるまでに全部覚えるのは、さすがに無理でした。(それでも試験は何とかなる)

 

私自身、いわゆる「語呂合わせ」が苦手で、「エピソード記憶」というか、何かに関連させた方が覚えがいいので、自分の症状に合わせた薬を買ってきてみたり、家族が使っている薬のビンを見てみたり、ドラックストアで眺めてみたりとか、とにかく様々な薬に触れることをやりました。

 

ちなみに5章「医薬品の適正使用・安全対策」は一般薬に入っている取扱説明書に関する設問なので、取説もよく見るようになりました。

テキストの羅列した文書を読みこむより、現物と照らし合わせながらテキストを参考にした方が、記憶に残りやすいようでした。

 

登録販売者試験は、基本的に暗記ものなので、とにかくひたすら覚えるという作業になります。数多く知ることが点数につながる。

暗記ものが得意だったら、そんなに苦労しないかもしれないですね。

 

(つづく)

 

【第2類医薬品】小青竜湯エキス顆粒Aクラシエ 10包

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  • 発売日: 2016/08/01
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

 

登録販売者の試験対策 ①

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(今回の試験で助けてもらったテキスト達)

 

今回から始まるシリーズは、あくまで今回取った、私個人の方法です。

決して万人向けではありませんので、あらかじめご了承ください。

 

まず、自分のスペックを簡単に

鍼灸師柔道整復師

・過去に上記の各学校にて、基礎医学の教育を受けたことがある

・上記資格取得のために、各々の国家試験を受験している

これを前提にお話しいたします。

 

1.試験の全体像を把握する

まず、最初に始めたのは「登録販売者試験の全体像を把握する」ことでした。

 こちらのテキストの冒頭に試験の項目や配分が書いてあるので、そこで何が、どのくらい出題されるのかを掌握します。すると試験は5つの項目からなることがわかります。

 1章 「医薬品に共通する特性と基本的な知識」

 2章 「人体の働きと医薬品」

 3章 「主な医薬品とその作用」

 4章 「薬事関係法規・制度」

 5章 「医薬品の適正使用・安全対策」

 

試験は全120問。合格基準は70%以上、かつ各項目ごとに一定の割合をクリアしなければなりません。

(宮崎県の場合は、試験科目の合計が満点の7割以上、かつ試験科目ごとの得点がそれぞれ科目の満点の3.5割以上である者を合格者とする)

この中で問題配分が一番多いのは、3章の「主な医薬品とその作用」の40問。

また、試験の中心もこの3章になりますので、ココの学習に一番多くの時間を割くことになります。

 

ここで、私が失敗したことを一つ・・・。

「県にある過去問題を、試験直前に手にしてしまった」ことです。

登録販売者試験は各県単位で行われますから、もし可能であれば、試験を受ける都道府県の問題を、あらかじめ手に入れた方が良いと思います。

書店にも様々な種類の過去問題集が発売されており、それらも、もちろん活用するのですが、自分が試験を受ける自治体の問題にも、あらかじめ目を通しておくと、より対策が練りやすくなるかと思います。

 

宮崎県の場合は、過去2年分の問題と解答が県のホームページにあります。

宮崎県:令和2年度宮崎県登録販売者試験の試験問題、正答一覧及び合格基準について

宮崎県:令和元年度宮崎県登録販売者試験の試験問題、正答一覧及び合格基準について

 

 

 (次回に続く)

登録販売者試験に合格できました!

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(受験番号・名前・生年月日は伏せておきます)

 

昨年末に受験した「登録販売者試験」に、無事合格することができました。

思えば昨年の4月、国の緊急事態宣言が発令されてから、患者さんの来院が激減し

「いよいよ本格的にウチも危ないか?」

と、危機感を募らせていた際に決めた受験でした。

最初にテキストを買ったのが5月。それから約半年しか準備期間がなかったのですが、何とかなったようです。

 

試験後の感想はこちら↓

ssfukudome.hatenablog.com

 

晴れて合格できましたので、これから数回に渡って、自分流の試験対策について書いていこうと思います。